どうせだったら、僕は

自分の体験を
主題にして
小説を書きたいと
思ったんです。
僕は、
笑いが
大好き
です。
オカンの笑顔に
ゆらゆら浮かぶ
口角の角度は、
今日だって
完璧に美しかった。
その誰よりも
美しく優しい
無二の角度の
ためならば。
僕は、どんなことだって
できる気がしたんだ。
All Rights Reseved.
小説尼崎ストロベリー
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すべての負を
笑いに変えて

生きていきたい。

末期がんの
オカンと
過ごした
あの日々を。


オカンと
一緒に
笑ったり
泣いたり


一生懸命に走り抜けたあの日々を。
どんな困難だって「笑い」に変えなさい。
全てを笑い飛ばして生きていきなさい。
オカンが僕に残してくれた言葉。
オトナになった
今でも
オカンをなくした
今でも

「笑い」って、
人間を幸せにすることができる
ファンタスティックな
魔法だと思うから。
どうせ、消えてなくなる有期の自分ならば。
僕は、この世界にいる間は、
皆さんと一緒に笑っていたいです。
この小説をたくさんの方に読んで頂き、
「笑い」っていいなぁと感じてもらえることが、
僕にとって、この上ない幸せです。
成海 隼人
小説尼崎ストロベリー
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